お花見季節に先駆けて、京都のオススメお花見スポットをご紹介!
南禅寺と蹴上インクラインで見た桜の景色をお伝えします!
京都で桜を見たくて調べた時に、「蹴上インクライン」というワードが気になり、調べたらまるで映画のような線路の風景に絶対行きたい!という気持ちになりました。
使われていない線路なので、多くの観光客が蹴上インクラインの線路を歩いたり写真を撮ったりしています。
桜の時期は特に幻想的な写真が撮れるので人気スポットです。
桜シーズンの日中は大変混雑するとのことなので、夕方・日暮れの時間を狙って行ってきました。
その蹴上インクラインの周辺に南禅寺という立派なお寺もありますので、セットで巡ることにしました!
南禅寺も蹴上インクラインも京都市左京区にあります。
まずは京都市営地下鉄・東西線の蹴上駅を目指しましょう。
蹴上駅のトンネル「ねじりまんぽ」
蹴上駅の1番出口を出て南禅寺方面に行く時、ねじりまんぽというトンネルを通ることになります。
付近に桜の木も見られます。
赤レンガでつくられた、おしゃれな洋風のトンネルですね。
トンネルの先を見ると、レンガの模様がねじれているように見えます。
ドラえもんに出てくるタイムトンネルみたいな感じやのぅ。
吸い込まれる感じというか、タイムスリップ感があるね!
駅から歩いていくとトンネルの向こうに寺院や歴史ある建物が立ち並ぶ風景が見られますので、タイムスリップ感はあながち間違いではないような気がしてきますね。
春先にこのトンネルを抜けたので桜の景色が広がっていましたが、秋にはトンネルの先は紅葉の景色が広がっているそうで、とてもわくわくさせられるトンネルですね。
ちなみにこちらのトンネルねじりまんぽの上が後程お伝えするスポット「蹴上インクライン」になっていて、先に蹴上駅から蹴上インクラインに行く際はトンネルをくぐらない道から行くと近いです。
南禅寺
ねじりまんぽを抜けて道なりに進んでいくと、南禅寺にたどり着きます。
境内には、幅の広い整った道が続いています。
道の脇には石垣や水路も見られます。
重要文化財の「三門」です。
立派な門ですね!
こちらは法堂という建物です。
法堂の前の香炉から門の方を見た時の写真です。
ピントを合わせずぼかした桜の風景が遠くにぼんやり見えていて、不思議な写真になりました。
境内に立派な岩がありました。
「この門を入れば涼風おのづから」と書かれています。
重さ15トンと書いてありました。
重っ!!
南禅寺で桜と夕焼け
法堂と桜の写真です。
建物の荘厳さと桜の鮮やかさがとても良いですね!
心穏やかになれる景色です。
日が暮れてきました。淡い光と桜の透明感ある景色が素敵ですね。
背の高い木々と桜が立ち並ぶ様子は立派ですね。
広がりを見せる、迫力ある桜でした。
細い水路の水面に夕日が反射して綺麗でした。
夕焼けの南禅寺をまったりお散歩です。
とても気持ちが良いです。
南禅寺の夕焼けと桜の組み合わせ、素晴らしいですね。
南禅寺の水道橋
正確には南禅寺水閣路と呼ばれるそうです。
かつて琵琶湖の水を京都の街へ引いていた時の水道橋とのことです。
お寺の敷地内に洋風のレンガ造りの橋があって不思議な風景ですね。
渋いね!
レンガをアーチ型に積み上げた苦労はいかほど・・・本当にスゴイ!
さぁ、水道橋のこちらの穴からのぞいてみましょう。
水閣路の穴からのぞいて撮影すると、このような写真になります。
南禅寺の水道橋(水閣路)の景色も幻想的で心惹かれますね。
蹴上インクラインで桜
インクラインとは、勾配のある土地において舟を昇降運搬する装置のことだそうです。
琵琶湖の水を京都の街へ引いていた時のなごりですね。
舟を運ぶ為の線路が残った跡地というわけです。
蹴上インクラインの両サイドに桜の木があるので、絶景ですね!
春先の夕方に訪れたので陽も暮れかけていますが、まだ明るさが少し残り、朝焼けのような透明感がありました。
インクラインの線路には観光客がたくさんいます。
インクラインの端に、舟を運んでいた頃の様子を示す景色がありました。
近くに水路もあります。
見上げると桜がたくさん咲いていました。
水路と桜の景色もまた風情があって良いですね。
このように、蹴上インクラインと南禅寺はセットで観光して幻想的な風景を味わっていただくと良いと思います!
昼間より夕暮れ時の方が混まなくておすすめかなぁと感じました。
京都で桜を楽しむなら蹴上インクラインと南禅寺はマストですね!